道と川に挟まれた土地の一部を売ってくれるという山神さん。
ところが、そんなにうまい話があるわけでもなく。。。
二週間後
電話来ません。こちらから電話することにしました。
以下、その会話の一部始終になります。
あー兄ちゃん、あの話だけどダメになったから。
電話しようと思ってたけど、悪いね!
え?なんでですか?ちょっとよくわからないんですが。
一部だけ売るってことができねんだわ。
悪いね!じゃ!
ちょ、ちょっと待ってください。
なんでそうなったんですか?
社長がそう言ってんだ。
しつけーなあんた!
社長?山神さん社長じゃなかったんですか?
社長と話させてください!
相手は御年90歳。
私は、すっかり彼が社長と思い込んでいましたが、どうやら彼と、もう一人「社長」と呼ばれる人物が居るらしいです。
状況が呑み込めないまな、話は平行線の一途を辿り。。
押し問答が続きましたが、とりあえずまとめるとこうです。
なぜ、売ることができないのか?
- 私達の購入しようとしている土地は、川と他人の土地に囲まれた未接道地。
- 他人の土地の部分は山神さんが購入し、すでにに山神さんの土地になっている。
- この山神さんの土地の一部を購入するという話になったが、どうやらNGらしい。
理由:土地の一部を勝手に分けて(分筆)することはできない。
山神さんは自分の土地の一部を分けて(分筆)販売できると思っていて話を進めており、
これが法律的にNGということで、社長に咎められたということでした。
分筆する事も出来なくもないが、費用の面と時間の面から極めて現実的ではなく、あきらめた方がよいとのこと。
その詳細につきましては、以下にまとめてありますので、よろしければこちらもどうぞ!
しかし、せっかく見つけた理想の山。
こちらもあきらめることはできません。そして今後、これ以上の山は見つかる保証はありません。
何とかならないのか・・・?山神さんからの提案とは??
山神さんからの提案はこうです。
土地の一部を分筆して販売ではなく、「レンタル」でどうだ?
→レンタルの場合、土地の改変は一切NG(木の伐採など)
例:車が入れるように整地はNG
一部ではなく土地全体を買ってくれ!2000万な!
→対象の土地は、殆どが傾斜地+保安林。値段は2,000万円以上から要交渉。
・・・そんな売り方ってあり?適当すぎない?
交渉決裂か?
とりあえずいったん考えたいので、保留にしといてもらえますか?
分かったけど、早いとこ連絡くれよな!
山林売買はきちんとした業者がない場合が多く、
このようなケースは多いようです…。今回は保留にし、後日改めて回答することにしました。
山林売買編、まだ続きます!